格安SIM

ダウ爆アゲ、日経平均も

米中貿易戦争の行方がいまだ予断を許さない状況ではありますが、昨日のアメリカ株式市場は強かったです。ダウ平均は前日比512ドル高で今年に入ってから2番目の上げ幅を記録しここ最近の下げ基調から一転大幅上昇しました。

私の持ち株も昨日は久しぶりに反発してくれて心穏やかです。
基本的に米国株は長期積み立て投資のスタンスで行っているため1日上昇したからといって喜んではいけないのですが最近の下落で含み益が減少してくるのを見ると、やっぱり一時的な上昇でも安心をしてしまいます・・・

なぜ昨日はこのような大幅高となったかというと・・・

アメリカ連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が貿易交渉の行方を注視しており、景気拡大の維持のためには利下げの可能性も示唆したことが市場から好感されました。
また、中国商務省が米中間の貿易摩擦に対して対話によって解決すべきである旨の声明を
出したことで米中対立のリスクが一時的に後退したことも一因となります。

また日本市場もこの流れを引き継ぎ日経平均の終値は前日比367円高となり6日ぶりに反発という結果になりました。

今後について

今後の流れは今月末に大阪で開催されるG20サミットの動きを注視したいと思います。
アメリカのトランプ大統領は中国の習近平国家主席との会談の意向を示しているため、
会談がもし実現すれば米中対立の問題が進展するのではないかという期待があります。
トランプ大統領も来年の選挙に向けてこのままこの問題を置いておくわけにはいかないため解決のための糸口を探っているはずです。米中対立は確実に世界経済の下げ圧力となっているためこのまま選挙に臨むようなことはないはずです。

2019年はこのようにFRB議長の発言はもちろんのことトランプ大統領の予想できない
動きに対して米国株ホルダーは安心できない日々を送ることになると思いますが、焦らず
じっくりタイミングを見て投資タイミングを探そうと思います。大きく下がったときは買い増しできるように現金比率も上げていきます。