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アッヴィから配当金受領
アラサラリーマンSEです。
私が個別株でヘルスケアセクターとして唯一保有している銘柄である
バイオ医薬品企業アッヴィから本日配当金が入金されました。
1株当たり1.18ドルの配当です。
ポートフォリオ内では15％ほど占めており、比率が個別株の中では
最も大きい銘柄です。
アッヴィの基本情報としては以下の通りです。
・株価：94.05ドル（2020/02/14終値）
・１株当たりの配当金額：1.18ドル
・配当利回り：5.02％（2020/02/14時点）
・配当月：2月、5月、8月、11月
・2013年にアボット・ラボラトリーズ社から分社独立により設立
（現在両社の資本関係はない）
・売り上げの6割ほどを占めるヒミュラのバイオ̪̪シミラーの登場による
売り上げ低下のリスクがある
2019年6月から8月にかけて、ヒミュラの売り上げ低下と
アラガン買収による財務悪化のリスクにより大きく値を下げていた時に
こつこつ買い増しを行っていた銘柄です。
ただ、最近では第4四半期決算を発表し、1株利益と売上高ともに
予想を上回る結果となり、また現在進行中の脅威である
新型コロナウイルスの治療にアッヴィの抗HIV薬である「カレトラ」が
使われたということも評価されて株価も一気に90ドルを超えてきております。
◆直近一年間の株価推移
驚異的な増配率
以下に直近数年間の年間配当金の推移を載せますが、
その増配率は圧倒的で2013年から2018年で年間配当金が2倍以上になっています。
| 2013年 | 1.60ドル |
| 2014年 | 1.66ドル |
| 2015年 | 2.02ドル |
| 2016年 | 2.28ドル |
| 2017年 | 2.56ドル |
| 2018年 | 3.59ドル |
| 2019年 | 4.28ドル |
この驚異的な増配率もやはりヒミュラという世界で最も売れている医薬品が
あるおかげであり、バイオシミラー登場でシェアが低下していくことで
今のような増配率を維持することは難しいでしょう。
今後について
アッヴィの現経営者はヒミュラの売り上げに頼らないための新商品の開発や
アラガンの買収を発表するなどバイオシミラーにシェアを奪われるのを
黙って見ているのではなく、1製品に頼らないためのポートフォリオの
再構築を行っております。
今後はこれまでのような驚異的な増配率の維持はできないと思いますが、
配当性向としても50％程度でありまだまだ増配余地はあるため、
今後も連続増配は続いていくでしょう。
ポートフォリオに占める割合が大きいため直近で買い増し予定はありませんが
今後も持ち続けて増配を享受して配当金を積み増していきたいと思います。
投資は自己責任でお願いします。
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